従って、表4.14によれば、平均値を95%信頼区間で推定した場合の分布でμmax±2s以下の領域では、標本データの94.7%即ちピーク応力比が極端に大きい一例を除くすべてのデータが含まれている。
なお、推定精度を更に向上させるには、個々の機種ごとのデータに分け、評価する必要がある。
?許容応力計算値/fc実測値/fc
表4.13に示すとおり
許容値に対して極めて低い値となっているのは、ねじり振動モードが9次のためと思量された。
ピーク応力は、推定精度は悪いが、許容値に対しては、極めて低い値なので、結果として計算、実測とも安全側にあるねじり振動形態であると言える。
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